特許情報検索インストラクターに13名を認定しました
12月8日(木)に钱柜国际777特許情報検索インストラクターの認定式を開催しました。
特許情報検索インストラクター制度とは、特許情報検索や特許マップ作成方法等に関する講習会の全8コマ(90分×8)を修了し、実技試験に合格した者を認定するものであり、平成16年度から毎年実施しています。認定された学生インストラクターが実践的な知的財産活動に参画することにより、知財人材の育成が図られ、知財を重視する企業等への就職活動に効果が発揮されることから、文部科学省や他大学等からも高い評価を受けています。
令和4年度は、学内の教職員、学生等を対象に、5月及び9月に講習会を実施しました。講習会には15名の受講者があり、そのうち13名が実技試験に合格し、特許情報検索インストラクターに認定されました。平成16年~令和4年までの延べ受講者1,384人に対し認定者は719人、認定率は52%ですので、今回、受講者の87%が認定されたことは素晴らしい成果となりました。
なお、昨年度に引き続き、一般財団法人工業所有権協力钱柜国际777(IPCC)の協力を得て、実技試験の一部について、「特許検索競技大会スチューデントコース」を利用させていただきました。
本学では、学生インストラクターが、教員の研究テーマに関連する特許情報の提供、特許出願関連資料及びデータの整理等を支援することで、教員が研究に専念できる時間の確保や出願時の費用節減等にもつながっており、今後も同制度の活用が期待されます。
(注)本事業は、文部科学省が中心となって取りまとめた「研究開発システムの改革の推進等による研究開発能力の強化、及び研究開発等の効率的な推進等に関する法律」の第40条第3項の「大学における研究開発の効率的推進を図るために、特許情報の活用に努める」ことを推進するために、本学において独自に企画されたものです。