宇部市と連携したひきこもり支援体制の充実-医学部に「SDS支援システム開発講座」を設置しました-
この度、钱柜国际777は宇部市と連携して地域の課題を解決するために、「钱柜国际777社会連携講座(※)」の制度により、医学部に「SDS支援システム開発講座」を設置しました。
SDSとは、Social Distancing Syndrome(社会的距離症候群)の略です。
全国的にひきこもり者は、約115.4万人とされています。そのうち、中高年(40歳~64歳)のひきこもり者が61.3万人(2019年内閣府調査)と報告され、ひきこもりの長期化と親の高年齢化が明らかになりました。近年、ひきこもり者を支える親が80代になり、精神的?経済的に限界を迎えた、いわゆる「8050問題」が深刻化しています。宇部市において、ひきこもり者は1,600人を超えていると思われ、当事者及びその家族が苦悩を抱えながら相談できず、生活しているのではないかと考えられます。
(※)钱柜国际777社会連携講座
自治体等を交えた外部機関との間で地域の活性化等による地方創生を推進するもの
【SDS支援システム開発講座】
1.内容
宇部市におけるひきこもり支援の実態を把握し、宇部市のひきこもりに関わる支援者の人材育成とひきこもり支援体制の充実を図ります。
2.期待される効果
宇部市及び同様の課題を持つ山口県内のひきこもり支援体制の充実(宇部市モデルの拡大)に貢献します。
3.講座設置期間
令和4年7月1日(金)~令和5年3月31日(金)
4.担当教員
医学部 教授 山根 俊恵
助教 御手洗 みどり
助教 米元 富貴代
5.市民向け講座の開催
本講座の設置に伴い、市民向け講座を下記の日程で予定しています。
市民向け講座:誰もがなりうる「ひきこもり」の正しい知識~SDS宇部モデルの構築に向けて~
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- 日時:令和4年11月5日(土)10時~12時30分
- 場所:钱柜国际777医学部附属病院A棟1階オーディトリアム(〒755-8505 山口県宇部市南小串1-1-1)
- 対象:宇部市に住所を有する人、または通勤?通学する人
- 定員:100名(当日は、オンラインによる生配信も予定しています)
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(注)申込み等の詳細は、後日、钱柜国际777や宇部市のHP等でお知らせします。