人文学部 人文学科
钱柜国际777人文学部人文学科では、ディプロマ?ポリシーに掲げる人材を養成するために、共通教育科目及び専門科目を体系的に編成し、教育課程?教育内容、教育方法、及び学修成果の評価についての方針を以下に定めます。
1.教育課程?教育内容
- 人文学部人文学科の教育課程は、1年次には「共通教育科目」の履修により学士としての教養を身に付けるとともに、「人文コア科目」の履修を始めることで、人文教養、及び人文リテラシーを身に付け、さらに専門への準備を整えます。2年次には、引き続き「人文コア科目」を主として履修しながら、「コース別専門科目」の一部も履修し、自分の専門を決定します。そして、3年次及び4年次には、所属するコースの「コース別専門科目」を本格的に履修し、最終的に卒業論文を執筆します。
- 「共通教育科目」のうち、「一般教養(人文教養)」系列の「哲学」、「歴史学」、「社会学」の3科目と、「専門科目」のうち「人文コア科目」の「入門講義」である「文学」、「言語学」の計5科目は、人文学科5コースすべての入門的内容を身に付けることを目的として設定されています。人文学科のすべての学生が1年次で履修します。
- 「人文コア科目」の「分野入門」は、それぞれの専門分野についてその基礎的内容を身に付けることを目的としています。「分野入門」は三つ以上のコースから修得しなければならないと定めています。
- 「人文コア科目」の「リテラシー科目群」は、文系基礎学の基本的な思考方法と、複数の言語の基礎を修得し、未経験の問題に対しても主体的かつ協同的に解決を模索する技能と判断力を養成することを目的として設定されています。「リテラシー科目群」は「外国語系」、「講読系」、「実習系」、「PBL 系」の四つの系に分かれています。
-
- 外国語系 複数の言語による情報交換や表現手段の基礎を修得することを目的として設定された科目です。ドイツ語、フランス語、中国語のうち一つの言語を必修としています。
- 講読系 文系基礎学の思考方法の汎用的基本を修得することを目的として設定された科目です。
- 実習系 未経験の問題に対して、主体的かつ協同的に解法を構想する拠り所となる技能と判断力を身に付けることを目的として設定された科目です。
- PBL系 未経験の問題に対して、主体的かつ協同的に解法を構想する拠り所となる技能と判断力を身に付けることを目的として設定された科目ですが、主体的な学修に重点が置かれた科目です。
- 「コース別専門科目」は、ディプロマ?ポリシーの「人文専門教育DP」に対応する科目です。各コースのディプロマ?ポリシーの達成を目的としてコースごとに専門科目が設定されています。
-
- 哲学コース 哲学コースの「コース別専門科目」は以下のとおり、哲学コースのDP に対応しています。
-
- 「特殊講義」はDP のうち特に「先人の営為に学ぶ」、「感性と論理的思考力を活かす」、「課題をみずから発見する」という部分に関連する科目です。
- 「講読」はDP のうち特に「感性と論理的思考力を活かす」、「課題をみずから発見する」という部分に関連する科目です。
- 「演習」はDP のうち特に「感性と論理的思考力を活かす」、「課題をみずから探求する」という部分に関連する科目です。
- 「卒業論文」は、専門教育の集大成としてDP のすべてに対応します。特に「演習」の一部に設定されている各分野の「卒業論文基礎演習」、「卒業論文発展演習」によって、「卒業論文」の完成に向けて指導を受けます。
-
- 歴史学コース 歴史学コースの「コース別専門科目」は以下のとおり、歴史学コースのDP に対応しています。
-
- 「特殊講義」はDP のうち特に「歴史的な資料の特質を、その批判的な読解?分析を通じて理解する」、「歴史的事実を確定して歴史の再構成を行う方法を学ぶ」という部分に関連する科目です。
- 「講読」はDP のうち特に「歴史的な資料の特質を、その批判的な読解?分析を通じて理解する」という部分に関連する科目です。
- 「演習」はDP のうち特に「歴史的事実を確定して歴史の再構成を行う方法を学ぶ」という部分に関連する科目です。
- 「実習」はDP のうち特に「歴史事象に関する広い知識を修得するとともに広い視野を獲得する」という部分に関連する科目です。
- 「卒業論文」は、専門教育の集大成としてDP のすべてに対応します。特に「演習」の一部に設定されている各分野の「卒業論文基礎演習」、「卒業論文発展演習」によって、「卒業論文」の完成に向けて指導を受けます。
-
- 社会学コース 社会学コースの「コース別専門科目」は以下のとおり、社会学コースのDP に対応しています。
-
- 「特殊講義」はDP のうち特に「現代社会や地域社会の特質の理解」という部分に関連する科目です。
- 「講読」はDP のうち特に「社会学の目的の理解」、「社会学の性格の理解」、「現代社会や地域社会の特質の理解」という部分に関連する科目です。
- 「実習」はDP のうち特に「研究課題の発見」、「データの的確な収集?分析」、「研究成果として表現」という部分に関連する科目です。
- 「演習」はDP のうち特に「研究課題の発見」、「研究成果として表現」という部分に関連する科目です。
- 「卒業論文」は、専門教育の集大成としてDP のすべてに対応します。特に「演習」の一部に設定されている各分野の「卒業論文基礎演習」、「卒業論文発展演習」によって、「卒業論文」の完成に向けて指導を受けます。
-
- 日本?中国言語文学コース 日本?中国言語文学コースの「コース別専門科目」は以下のとおり、日本?中国言語文学コースのDP に対応しています。
-
- 「特殊講義」はDP のうち特に「日本?中国の言語と文学表現の特質や歴史を理解(する)」、という部分に関連する科目です。
- 「講読」はDP のうち特に「日本語や中国語の高いリテラシー能力」という部分に関連する科目です。
- 「演習」はDP のうち特に「言語?文学の諸相に表れた人間社会の多様性と普遍性について考察する力」という部分に関連する科目です。
- 「卒業論文」は、専門教育の集大成としてDP のすべてに対応します。特に「演習」の一部に設定されている各分野の「卒業論文基礎演習」、「卒業論文発展演習」によって、「卒業論文」の完成に向けて指導を受けます。
-
- 欧米言語文学コース 欧米言語文学コースの「コース別専門科目」は以下のとおり、欧米言語文学コースのDP に対応しています。
-
- 「特殊講義」は、DP のうち特に「欧米地域さらには世界各地の言語と文学の諸相」を理解し、「人間社会の多様性と普遍性について考察する力」を修得する科目です。
- 「講読」はDP のうち特に世界の諸言語の「リテラシー能力」を身に付けることにより、言語表現?文学表現の理解を深める科目です。
- 「演習」はDP のうち特に世界の諸言語の「リテラシー能力」を基礎として、「言語と文学の諸相」を研究する基礎的方法を修得する科目です。
- 「卒業論文」は、専門教育の集大成としてDP のすべてに対応します。特に「演習」の一部に設定されている各分野の「卒業論文基礎演習」、「卒業論文発展演習」によって、「卒業論文」の完成に向けて指導を受けます。
2.教育方法
- 入学直後の授業、特に「基礎セミナー」において、新入生が支障なく学生生活に入れるように配慮します。
- 学生の主体的学びを推進します。特に、「リテラシー科目群」の「PBL 系」は、学生が主体的に課題を発見、探求し、解決する授業形態を前提とした科目として設定されています。
- 専門教育の多くの授業で少人数教育を行います。
- 卒業論文の指導に関しては、指導教員がきめ細かく指導します。また必要に応じて副指導教員や他の教員がサポートします。
3. 学修成果の評価
- 試験?レポート等に基づき、学修成果の到達度を厳格に評価します。
- 4年間の学修成果は、「卒業論文」を含めた修得単位数によって行います。
- 「リテラシー科目群」については、リテラシー能力の修得状況を把握するために、「钱柜国际777能力基盤型カリキュラムシステム(YU CoB CuS; YamaguchiUniversity Competency-Based Curricular System)」を採用します。
- 卒業論文の審査は、論文審査、口述試験により実施します。