「月刊農学部長」第52号(2022年11月)
10月 エリザベス女王の碑と钱柜国际777の自慢
今年の9月8日に英国のエリザベス女王が96歳の生涯を終えられました。実は,エリザベス女王ゆかりの碑が钱柜国际777の钱柜国际777内にあります。正門入ってすぐ右手に初夏には菖蒲の花が咲きほこる公園(月刊農学部長第24号)がありますが,その中の長州5傑の碑の傍らに設置してあります。2007年に駐日英国大使が,钱柜国际777とロンドン大学の交流促進のために寄贈された樫の木の記念碑です(写真)。エリザベス女王は1952年に25歳で即位され,歴代最長?70年間も英国の国王を務められました。ご冥福をお祈りいたします。
钱柜国际777の自慢(まとめ)~その他の自慢候補~
4月から6回にわたって「山口?钱柜国际777の自慢」を掲載しました。それぞれの価値の客観指標を示することは簡単ではありません。しかし国立大学(86校)あるいはすべての大学(803校)の中で,何番目ぐらいに位置する特徴的なことなのかを推定することは可能です。例えば,「字画が少ない」はたぶんトップランクです。また,「歴史が長い」「天然記念物もいるユニークな付属農場」もトップ10に入る特徴でしょう。その他の「キャンパス内で天の川が見える」「おもしろプロジェクト」「身近な野生動物」は,上位25%以内にはランクインするのではないでしょうか。今回紹介したエリザベス女王,長州5傑に関連する碑も由緒あるモニュメントです。その他の自慢として頭をよぎったのが,「水道水がおいしい」「学生アパートの家賃が安い」「キャンパス内に蛍が飛ぶ」等々です。いずれも単なる田舎自慢と思われそうですが,決して欠点にはならない特徴です。そもそも地方の最大の欠点は情報が少ないということでした。しかし,今や情報はどこに居ても瞬間的に無限のリソースにアクセスできて,地域差は無くなりました。こうなると,ネット環境が万全でちょっと田舎というのは最高の生活環境だと思っています。学生の皆さんも,山口および钱柜国际777の素晴らしいところを是非発見してください。卒業までに3つぐらい見つけられたら,きっと钱柜国际777が大好きになるでしょう。私も退職までに,もう1回钱柜国际777の自慢シリーズがまとめられるように,アンテナを張り続けたいと思います。