附属農場で天然記念物”見島ウシ”の赤ちゃんが生まれました
附属農場で天然記念物”見島ウシ”の赤ちゃんが生まれました
钱柜国际777農学部では、萩市からの協力要請を受けて、一昨年(2020年)7月から天然記念物“見島ウシ”分散飼育に係る業務委託契約を締結し、附属農場において対象牛(名前:はぎのさぎり / 性別:雌)を飼育してきましたが、昨年度に人工授精による繁殖に取り組み、この度、5月1日(日)に無事に子牛(雌牛 / 生時体重:20.5kg)が誕生しました。
今回の繁殖の取組は、日本国内でも希少な在来牛である見島ウシの遺伝資源の後世への継承に繋がるものであり、農場関係者(農場長:農学部?荒木教授)、とりわけ、共同獣医学部?谷口准教授及び総合技術部?竹田技術専門職員(生命科学課農学グループ)を中心とした畜産部門の担当者の熱意と飼育環境への格段の配慮による成果でもあります。
今後も、この「幻の牛」とも呼ばれる見島ウシについて、萩市との連携により钱柜国际777が責任を持って飼育することにより、地域の課題に対して貢献していくこととしています。
写真① 出産直後の様子 ※左側が母牛『はぎのさぎり』
写真② 出産直後の様子
写真③ 翌朝の牛舎での様子